資産形成の王道は「S&P500」か「オルカン」か
資産形成の正解として、「全世界株式(オルカン)」か「S&P500(米国株)」のどちらかを積み立てろ、というのはもはや鉄板の常識になっています。
私は現在、S&P500に投資しています。新NISAの枠もすべてS&P500で埋める予定です。 なぜ、あえて「全世界」ではなく「アメリカ一国」に賭けるのか。 難しい本は読まず、YouTubeで得た知識がほとんどですが、私なりに確信している理由をお話しします。
理由①:生活の多くを「アメリカ」が握っているから
私が米国株を信じる最大の理由は、マクロ経済の数字よりも、日々の肌感覚にあります。
今の私たちの生活を見てください。 仕事で使うのはMicrosoftのWindowsとExcel。デザインならAdobe。 パソコンの心臓部(CPU)はIntelかAMD。 スマホを見ればiPhone(Apple)かAndroid(Google)。 休日、イオンに行けば一番混んでいるのはマクドナルド。 家でくつろぐ時はNetflixを見て、Instagram(Meta)をチェックする。
これらすべて、アメリカ企業です。 例えばYouTubeで誰かがスパチャを投げれば、Googleに手数料が入り、iPhone経由ならAppleにも入る。AIが進化すればNVIDIAが儲かる。 「世界中の誰が何をして遊んでも、結局はアメリカが儲かる仕組み(プラットフォーム)」が出来上がっているのです。この牙城が崩れる未来は、私には想像できません。
理由②:円安への最強のリスクヘッジ
もう一つの理由は、悲しいですが「日本の弱体化」です。 日本の競争力は年々落ちていますし、日米の金利差を考えても、長期的には「円安」の傾向が続くでしょう。
日本円しか持っていないことは、それだけでリスクです。 世界の基軸通貨である「ドル」を持つアメリカに投資しておくことは、自分の資産を守るための必須の防衛策だと考えています。
なぜ、子供の積立は「オルカン」なのか?
「そんなにアメリカ信者なら、子供の分もS&P500でいいじゃないか」と思われるかもしれません。 でも、私は子供の口座に関しては**「オルカン(全世界株式)」**を選んでいます。
理由は**「時間の長さ」**です。 私自身の余生はあと40〜45年。その間なら、アメリカの覇権は続くと信じられます。 しかし、子供たちはこれから80年以上生きます。80年後の世界で、アメリカがまだナンバーワンかどうかは、正直誰にもわかりませんし、責任も取れません。
オルカンなら、もしアメリカが没落しても、その時代に勝っている国(インドかもしれないし、他の国かもしれない)を自動的に組み入れてリバランスしてくれます。 「誰が勝ってもいいようにしておく」。これが、子供の積み立てをオルカンにする理由です。
暴落は怖くないのか?
「S&P500はオルカンより値動きが激しいし、NASDAQ100なんてもっと怖い。暴落したらどうするの?」と聞かれることがあります。 確かにNASDAQ100などはリターンも凄いですが、100社に集中している分、値動きが荒い。私のメンタルケアのためには、S&P500くらいの分散(500社)がちょうどいい「マイルド」な塩梅なんです。
そして、暴落への一番の対策は「現金」ではありません。**「稼ぐ力(入金力)」**です。 現金をいくらクッションとして持っていても、減っていくのは怖いです。 でも、「本業+副業」で毎月確実にお金が入ってくる状態を作れていれば、株価が暴落しても「安く買えるチャンス」としか思いません。
実際、昨年の「植田ショック(日銀総裁の発言による暴落)」の時も、私は狼狽売りすることはありませんでした。本業や副業で安定した収入を作ることでリスクを分散することが枕を高くして眠ることができると考えています。
