介護職の悩み

コミュニケーションが苦手でも介護職はできます!その理由を解説します

こんにちは、ケアマネのしーさんです。

介護に向いている人の特徴として

コミュニケーションが得意な人というのがあります。

こういうのを見るとコミュニケーションが苦手な人は「自分は介護職には向いていないのかなあ・・・」と思う人が必ずいますが、安心して下さい。

コミュニケーションが苦手でも介護の仕事はできます。実際に僕はコミュニケーションが苦手ですが介護業界で働けています。

今回はコミュニケーションが苦手でも介護の仕事ができる理由とおすすめの施設について解説していきます。

この記事はこんな人におすすめです。

・コミュニケーション能力に自信がないけど、介護の仕事をしたいと迷っている

・コミュニケーションが苦手でも働ける施設を探している

コミュニケーションが苦手でも介護の仕事ができる理由

介護の仕事は施設の種類によって必要なスキルが違うからです。

デイサービスには元気な利用者さんが多いのでコミュニケーション能力やレクリエーションで場を盛り上げる能力が重視されます。

しかし特養や老健は要介護度が高く生活に支援が必要な利用者さんが多いので、身体介護のスキルが重視されます。

コミュニケーションが苦手な人がデイサービスに行くとかなり苦労します。これは僕が身を持って体験しています。

逆にコミュニケーションが苦手でも特養や老健では身体介護をしていくうちに利用者さんとの信頼関係ができます。

利用者さんにとって安心、安全なサービスを提供することができるからです。

コミュニケーションが苦手な人は、内向的だったり、自分に自信がなかったり、少しネガティブだったり、と性格的な影響がかなり大きいです。これを克服するのにかなりの時間がかかります。

逆に身体介護のスキルは基本的なことであれば3ヶ月〜半年で身につきます。コミュニケーション能力よりも身体介護のスキルを先に身に付ける方が簡単です。

利用者さんにとって安心できるサービスが提供できれば信頼関係ができ、話しやすくなります。利用者さんから声をかけてもらえることもあります。

コミュニケーションが多少苦手であっても、身体介護のスキルを発揮できる職場であれば介護職として働くことは十分可能です。

特養や老健がおすすめ

身体介護メインで働きたい人は特養や老健がおすすめです。理由は要介護度が高い利用者さんが多いので、生活のほとんどに介護が必要だからです。

・起床、就寝の介助

・車イスの移動、移乗の介助

・食事介助、口腔ケアの介助

・お茶、おやつの介助

・入浴介助、着替えの介助

・トイレ介助、おむつ交換

・業務日誌、記録をつける。

ざっくりですが特養や老健の日勤の1日の流れはこんな感じです。ほとんど身体介護で1日が終わります。利用者さんとの会話は介助の時か、空いた時間に行っています。

デイサービスや訪問介護に比べれば圧倒的に少ない時間です。

話を聞くことを意識する

少ない時間といえど、利用者さんと話すのも仕事のうちなのでコミュニケーションが苦手な人はまず聞くことを意識するといいです。

介護職のコミュニケーションで大事なのは聞くことです。利用者さんは自分の話を聞いて欲しいからです。ちゃんと話を聞いてくれる人は利用者さんから受け入れられます。

聞くことが8割、話すことが2割です。

・相手の話に対して相づちをうつ、うなずく

・相手の話を否定せずに最後まで聞く

まずはこの2つを意識して利用者さんの話を聞いてみましょう。

どっちも苦手で不安な人は介護職員初任者研修を受講するのがおすすめ

・これから介護の仕事を始めようと思うんだけど、未経験で身体介護のスキルもないし、コミュニケーションも苦手な場合はどうしたいいの?

こう思った方もいると思います。

未経験だけど介護職にこれからなろうと思う人は介護職員初任者研修を受講するのがおすすめです。

基礎からじっくり介護を学びたい人向けの資格です。

介護職員初任者研修で教わったことを職場で実践することで必要なスキルが身につきやすくなります。

受講にお金はかかりますが、転職サイトを利用すれば無料で受講することができます。

まとめ

・コミュニケーションが苦手な人は身体介護のスキルを磨こう

・身体介護のスキルを磨くなら特養や老健がおすすめ

・まずは話を聞くことを意識する

・介護職未経験の人は介護職員初任者研修を受講するのがおすすめ

いかがでしたでしょうか?コミュケーションが苦手でも介護の仕事は十分できると僕自身は考えています。

コミュニケーションが苦手と感じている方に、この記事が参考になれば幸いです

それではっ